こまちままのひとりごと

その手を離さず いつまでも

「うわあ 大っきな梨がいっぱいだねぇ~」
「お日様 やさしいねぇ~」
 うららかな秋の木漏れ日が優しくやさぁ~しく降り注ぐ梨棚の下をおばあちゃんと手を繋ぎかわいい姉妹が楽しそうに歩く午後。
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 なんてあったかく なんて優しい光景であろう。
言葉なんて何もいらない。
二人の女の子を見守るおばあちゃんのお顔はそれは慈愛に満ちてあたたかい。
どこかで 見たことのあるような懐かしくほっこりした光景。


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どこでだろう
・・・・・・

母がなくなって随分になるのに、いつだって母は私の意識の中でしっかりはっきり存在していて
そう
母はいつだって 大きくてあったかくて
「背中丸めていたら小さくなって、首筋の所から幸せが逃げて行くのよ。笑って過ごしても1日は過ぎて行き、うつむいて泣いて過ごしても1日が過ぎて行く。幸せは自分の心が作るもの。背筋伸ばしてシャンと前を向いて歩いていこう」
 何時も そういって明るく笑っていた母。 笑顔の下に悲しみも理不尽なの思いも何もかも・・・すべて多い隠し、いつだってポジティブで明るい母だった。
今ならわかる
母の
悲しみも苦しみも やりきれなさも 弱い自分と戦いながらも決してそれを周囲に見せなかった母の強さも。。。

 2本しかない母の手を 幼い私の子供達3人はいつも求め、嬉しそうにおばあちゃんと手を繋ぎ
歌を口ずさみながら大きく振りながら歩いていた。

「その手を離さずいつまでも」
そう、母はきっと 
「おばあちゃんがいなくなっても いつだって お母さんが手を繋いでくれるんだよ。お母さんの手はおばあちゃんとおんなじあったかい手なんだから、大丈夫安心していいんだよ」
そう 伝えたかったのだろう。
そして
「どんなに離れていても 心の手は決して離しちゃいけないよ」
母はきっと、私に そう言いたかったのだろう。

うららかに 優しく降り注ぐ木漏れアーチのその光景は
そんなことを 私に思い出させてくれたなつかしくやさしい時間だった。
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by komachibbt | 2014-11-30 22:44 | Comments(4)
Commented by hidamaribenchi-me at 2014-12-01 17:56
こまちちゃん!
私…凄い人と友達になってしまいました。
とてもブログデビューとは思えない。
こまちちゃんの一つひとつの言葉から世界中の親子に
飛んでいけたらいけたらいいのに…。
そう思いながら、写真を見ながら何度も何度も読みました。
母親との出逢いから始まる自分の人生。
「初めまして」
「どうぞよろしく」と入ってきて、
いつかは「じゃぁ…お先に」とどこかに消えて行く命。
一億人の母あれば…一億人の子があり、
一億人の人生あり。
こまちちゃんの想いが残せるこのブログに乾杯です!



Commented by komachibbt at 2014-12-03 01:07
風の音や森のかほり、目の前に広がる光のファンタジーetc
それらをギュッと凝縮して保存した感動の玉手箱の写真
いつかそれを私の心の言葉と一緒に表現できたらいいな
・・・そんな想いをこのブログに残していけたらいいな
見てくださった誰かの心に風の音とことだまの響きが届いてくれたらいいな と♪

つっちさんは それをキャッチしてくださったのですね。
ありがとう
こころから嬉しく思います
Commented at 2014-12-06 22:30
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by komachibbt at 2014-12-08 21:44
decoponさん
 わざわざ登録してコメントを下さったのですね。お手数をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。(でも お訪ね頂き嬉しいデス!(^^)!)

マイペースで ゆっくり紡いでいきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。
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